
暮らしのデジタル化が進んでも、家の中だけで生活は完結しないし、美容のためにも歩くことは大事。でも疲れて外出したくない・・・そんな女性たちのために、藤本美貴さんと横澤夏子さんがプロデュース!天気が悪くても、元気が無くても、毎日出かけるのが嫌じゃなくなる夢のシューズをこのたび開発しました。シュッと音が聞こえてくるような、一瞬で履ける軽やかさが魅力なので、ふたりで
「瞬履きスニーカー」と名付けました。
毎日忙しく歩き回っていて、靴に対する悩みをいっぱい持っている藤本さんと横澤さん。ふたりが満足する靴を作れば、世の中のママたちが子供のお迎えや出勤やレジャーの時間がもっと楽しくになるに違いない!と考え、《育児家事特化バラエティー》=『夫が寝たあとに』(毎週火曜 深夜0:15-1:15放送 *一部地域を除く)では、ママたちを代表して藤本さんと横澤さんに理想のシューズを開発してもらったのです。
ふたりが求めているのは一体どんな靴なのか?自由にリクエストを出してもらったところ、クリアするのが難しい、相反する要望がたくさん飛び出しました。

藤本さんが「安っぽく見えないスニーカー」であることも希望され、横澤さんの足サイズが26.5cmと大きめだったこともあり・・・品質とクラフト感を大切にし、26.5cmまでカバーしてくれる婦人向けシューズメーカーをくまなく捜索。「あしながおじさん」というブランドを展開するメーカーに辿り着き、製造を依頼しました。そして構想から5か月。ふたりが出した5つの要望は、どうやって実現したのでしょうか?

当初、藤本さんと横澤さんは
ラクなシューズの代表格「靴紐無しのスリッポン」を開発する予定でいましたが、のっぺりしたスリッポンより、靴紐を編み上げるスニーカーの方がお洒落でどんなシーンにも履きやすいと思い至り、「靴紐付きのスニーカー」を開発するプロジェクトに変更。でも、しゃがんで靴紐を結ぶのは面倒だし、荷物を持ったまま脱ぎ履きしたい。そこで、「靴紐」と「ベロ(=シュータン)」がついていても、手を使わずに履けるスニーカーの構造をメーカーに考えてもらいました。
まずは、踵部分に
特許(特許7479653 株式会社フクセン保有)を取得した特殊な芯を内蔵。踵の形に合わせて丸みを付けた形状で、弾力があり、強度にも優れています。まるで「靴ベラ」のようなこの芯は、足をさっと靴の中に誘導。内側にクッションをあてているので、“踵アタリ”も滑らかです。

最も難しかったのは、手を使わないで足入れする際、肉厚な「ベロ」につま先が突っかからないようにすること。試行錯誤の結果、
ベロに切り返しを付けて“立ち上がり”を確保し、ベロの片側を一箇所縫い付けて固定。これにより、ベロの妨げなく、立ったまま履いて歩きだせるようになりました。

最近手を使わずに履ける(=ハンズフリー)シューズが市場に増えていますが、「靴紐」や「ベロ」がしっかり存在するのに立ったまま履けるファッションスニーカーは、まだまだ珍しい。細かな技と工夫により、ハンズフリーに見えないさり気なさこそ、「瞬履きスニーカー」の新しさなのです。



スニーカーの表面全体をのっぺり仕上げると、シンプル過ぎて“運動するための靴”に見えがち。運動靴と一線を画すため、足の「甲」を覆う部分は、質感・色・厚みの異なる素材を組み合わせ、立体的な美しいフォルムに格上げしました。マットで落ち着いた生地をメインに、起毛素材やリボンテープを用いることで、高いデザイン性、メリハリ、上質感も表現。ベロはメッシュ素材で作り、軽さとスポーティさも追加。保育園や公園はもちろん、オフィス、レストラン、レジャー先などで足元がきちんと映えるファッションスニーカーに仕上がりました。


「甲」同様、「靴底(ソール)」にも立体感を求め、でこぼこした厚底を採用。材質は発泡ラバーで、樹脂にゴム質が入っており、軽さとグリップ性を備えています。踵部分で約5cm、つま先部分で約3cmの高さ。脚が長く見えるけど、「ハイヒール」ではなく「船底型」なので、着地するとき体重がつま先に集中せず、走っていても安定感があります。靴の重量は片足約260gと軽量。坂道や階段も気楽に登れます。

「あしながおじさん」というブランドでお馴染みの「クロスロード」は、カジュアルシューズやファッションスニーカーを手掛けるメーカーには珍しく、浅草の自社工房でデザインごとに「靴の木型」を1から制作する製造元。この企画の意図を汲んだ「オリジナル木型」も浅草で削り、中国の工場に発送。現地の熟練職人が正確にスニーカーの丸みを作る拠り所としました。1足あたり6種類の生地を使用し、細かく裁断・縫製。靴ベラのような「芯」を内蔵し、ほぼ全て手作業でふっくら可愛くお仕立てした完全オリジナルですが、「瞬履きスニーカー」の販売価格は特別に税込8,800円。1万円を切ることで、夫が寝ている間に買いやすい値段が実現しました。

中敷きは、クッション性のある、土踏まずのところが盛り上がったカップインソール。番組ロゴでお馴染みのサーモンピンクとラベンダー色を部分使用。踵の部分には、藤本さんからのメッセージ「Mae ni susumu Dake」、横澤さんからのメッセージ「Yogore temo Kinishinai」をアルファベットでプリントしました。
<サイズ>横澤さんが履くスニーカーのサイズ=26.5cmまでカバー。女性向けシューズで26.5cmまで展開するモデルは貴重。S = 22.0‐22.5cm / M = 23.0‐23.5cm / L = 24.0‐24.5cm / LL = 25.0‐25.5cm / 3L = 26.0‐26.5cm
ワイズは2E相当
<メンテナンス>中敷きは取り出して水洗いできます。スニーカーの表面は撥水加工済み。防水ではありませんが、水を弾きます。
<色>定番のブラックと、コーディネイトしやすい明るい色・ベージュの2色をご用意。どちらもソールはホワイト。
カラーの違う替え紐付き。ブラックには「黒」紐と「白」紐。ベージュには、「白」紐と「カーキ」紐。

*予約販売受付中*
季節やシーンを選ばずに長く履き続けられるスニーカー、ぜひこの機会に。
