ロッピングコレクション Vol.36
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んだよね」とさらりと豆知識を披露。さすが純ちゃん、昔、宝石のデザインを仕事にしていただけのことはあります。 坂を上りきった小路を入ると、そこに「櫻田神社」という小さな社が。実はこの神社、12世紀に源頼朝が創建に関わり、幕末の新選組隊士、沖田総司にもゆかりのある、知る人ぞ知る神社なのです。 純ちゃんも「こんなところに神社があったんだ。知らなかったなあ」としきりに感心しながら「番組が100歳になるまで続きますように」と柏手を打ち、熱心にお参りしています。 純ちゃんにも、意外と信心深い面があったりして……!? 櫻田神社を出た純ちゃん、通称”テレ朝通り をぶらぶらと六本木通り方面へ。取り壊し予定となっている小さなビルが並んだ様子を見て、「ここも再開発されるんだねえ」とちょっぴりしんみり……したところで、今日の六本木の散歩道を振り返ってみます。 最初に訪れた国際文化会館前から鳥居坂を下って、芋洗坂へと抜ける角にある、TikTokチームラボリコネクトを見学。その後はブランドショップが立ち並ぶ、けやき坂を上りきったところにある櫻田神社へ。 よく歩き、よく話した六本木坂道編。 人、場所、モノ……。おなじみの六本木にもいろいろな一歩一会がありました。東京都港区西麻布3-2-1703-3405-0868http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/minato/3010/1180(治承4)年、源頼朝の令により霞山桜田明神として霞が関桜田門外に据えられた由緒正しい神社。当時その場所にあったことが「櫻田」の名前の由来。江戸時代には霞が関から移転した。正月などに限定頒布される御朱印帳には、沖田家の家紋も描かれている。六本木って都会だね――と思っていたけど、実はいろいろな顔があるね。国際文化会館なんて緑の深い広大な日本庭園があるし、“アートとサウナ”のチームラボリコネクトは期間限定ながら、サウナとアートの施設なんて洒落てるじゃない。由緒ある、櫻田神社は400年近くあそこにあるのに知らなかったからね。人もモノも施設もすごいスピードで移り変わっていくのに、一方で何十年、何百年と趣の変わらない場所もある。一見、華やかで派手な街だけれど、実は結構奥深い。六本木って、本当に不思議な街だよね。櫻田神社櫻田神社ゴール!!おっ。あれはなんだろうもう少し!がんばろう“4

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