ブックタイトルロッピングコレクション VOL.28

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概要

ロッピングコレクション VOL.28

実は、所沢って「じゅん散歩」で来るのは初めてなんだよね。個人的にも40年ぶり2回めくらいじゃないかな。都内同様、大きなマンションがずいぶん立ったけど、東京堂時計店みたいに曳家にも似た独自工法で建物を残したり、「くるま」のような定食店が残っていたりと、都内だとほとんど見ない、昭和の面影に出会えたのはうれしいねえ。そういえば西武鉄道に、新しく窓ガラスの大きな特急「Laview(ラビュー)」号が運行し始めたんでしょ? 一度乗ってみたくなるよねえ。じゃあ、その日が来るまでラビュー……。じゃなかった。アデュー! 1892年創業以来、130年近く国内外のブランド時計やアンティーク時計の販売・修理を手掛ける所沢最古の時計店。国産はもちろんロレックスやオメガ、パテックフィリップなどの外国産腕時計や大型の置き時計などの修理にも定評があり、東京都内や遠方からの依頼も多い。店内に静かに響く「カチコチ」という音が郷愁を誘う。埼玉県所沢市元町28-704-2922-2871[ 営]10:00 ~ 18:00  木曜日http://park18.wakwak.com/~tokyodou/東京堂時計店「何か軽いネタをひとつ」とお願いしたところ、古典の「寿限無」をアレンジした長~いネタをご披露され、純ちゃん「ものには限度ってものが」と苦笑い。 日東会館を出た純ちゃん、市街地をぶらり、ひと歩き。途中50年以上の歴史ある「盃横丁」に立ち寄った後、最後に訪れたのは、アンティークの時計の修理・販売を手掛ける「東京堂時計店」。 この店を趣味人の純ちゃんが見逃すはずがありません。扉を開くと腕時計から掛け時計まで、ずらり並んだ時計は壮観。すっと奥に引っ込んだご店主、明治時代の金の懐中時計を取り出してくれました。 純ちゃんも、見た瞬間「これはすごい!リピーターつき!」とひと目で特徴をズバッと言い当てます。 当時の懐中時計はバックライトがないため、暗いところでは時間がわかりません。(ミニッツ)リピーターはレバーを引くと、内部のハンマーが鐘を叩き、チャイム音で時刻がわかるというもの。 しかもこの懐中時計はトリプルカレンダーにムーンフェイズという当時の最先端の機能が勢揃い。 そんな時計談義が尽きないなか、壁かけ時計が「ボーン、ボーン・・・・・」と時刻を告げます。気づけばロケの終了時間。 純ちゃん、久しぶりの所沢にも一歩一会がありました。さあ次はどの町へ?ゴールこっちには何かあるかな今日もよくあるいたなぁ4